インフルエンザ

  • 2022.11.30

インフルエンザは例年11月ごろから流行が始まり、1月から3月の間に流行のピークを迎えます。2020年、2021年とインフルエンザの患者さんの発生は例年と比較して極端に少ない状況でした。また日本だけでなく、諸外国でもインフルエンザの発生の報告数は多くありませんでした。
日本の流行予想に関しては、南半球のオーストラリアの流行が参考になると言われています。オーストラリアもここ2年間はインフルエンザの流行は見られなかったのですが、今年の4月から、例年を大きく上回り、インフルエンザが流行して医療を逼迫するような状況となっています。日本でも水際対策が緩和されており、人の移動に伴い国内にインフルエンザウィルスの侵入が容易になっています。またコロナ禍の2年間でインフルエンザの免疫力が落ちてきている状況も重なって、今年は大きく流行する可能性があると言われています。
従来通り、5歳未満のお子さん、65歳以上の高齢者、基礎疾患をお持ちの方は感染しやすく、重症化しやすいため、特にワクチン接種が推奨されます。また日本感染症学会からは接種できない特別な理由のある方を除き、できるだけ多くの方にインフルエンザワクチンの接種を推奨しています。

すでに先週から伊丹でもインフルエンザの報告が上がってきています。
また当院に通院されている方もインフルエンザの方がおられます。
明日から寒くなるとの事なので、皆様お体にお気をつけ下さい

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