肥満外来について
- 2026.04.29
最近、肥満外来に関するお問い合わせが増えています。
2024年より、肥満症治療においてGLP-1受容体作動薬が承認され、治療の選択肢が大きく広がりました。
当院では初診時に、身長・体重・腹囲の測定に加え、血液検査・尿検査を行います。
これにより、高血圧症・脂質異常症・2型糖尿病・二次性肥満などの有無を確認します。
これらの結果をもとに、肥満症治療薬が保険適用となるかどうかを判断します。
なお、当院でのGLP-1受容体作動薬の保険適用は、2型糖尿病の患者さんに限られます。
脂質異常症や高血圧症があり、保険適用となる可能性がある場合には、ご相談のうえ他院をご紹介することがあります。
保険適用外の場合は、自費診療での肥満治療をご提案いたします。
以下に、当院に多く寄せられるご質問をまとめております。
Q:薬を使えば痩せられますか?
A:現在承認されている肥満症治療薬には、食欲を抑える作用がありますが、摂取した糖質や脂質の吸収を直接抑えるものではありません。そのため、食事内容への配慮は引き続き必要です。
肥満治療の基本は「食事療法」と「運動療法」です。薬はこれらと併用して初めて効果を発揮します。
特に、運動を行わずに体重が減少すると、筋肉量や基礎代謝が低下し、リバウンドしやすくなります。
そのため、筋肉量を維持しながら減量することが重要です。
Q:どれくらいのペースで減量すればよいですか?
A:ガイドラインでは、
「現在の体重の5~10%を3~6か月で減量する」ことが推奨されています。
例:体重80kgの場合
→ 3~6か月で4~8kg減量
1か月あたり1~2kg程度が目安です。
急激な減量は、しわやたるみの原因になるため注意が必要です。
Q:費用はどれくらいかかりますか?
A:保険適用か自費診療かによって大きく異なります。
自費診療の場合は、来院時に治療内容をご提案いたします。
目安として、**月額12,000円~**となります。
ご不明な点がございましたら、お電話にてお気軽にお問い合わせください。